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Takizaka Road where the gods dwell　001(神々が宿る滝坂の道)

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The size is 210 mm x 297 mm.

滝坂の道とは
奈良県奈良市にある御蓋山（みかさやま）南麓から春日奥山に至る谷間の道。
この道が能登川の渓流に沿って登る山道であることが起因とされている。
「たき」は、古語で激る（たぎる）、すなわち水が激しく流れていることを意味します。

私事ですが、「たき」をテーマの写真展に参加したとき
他の参加者は「滝」で写真を撮ってきていましたが、私だけ古語の激る（たぎる）で川の流れを表現し賛否両論になりました。

滝坂の道は奈良から柳生の里に通じる街道の一部です。
すでに奈良時代には信仰の道として開かれていたといいます。
寝仏、夕日観音、三体地蔵、朝日観音、首切地蔵、春日山石窟仏、地獄谷石窟仏など中世の石仏がたくさん残っています。
観音と呼ばれてはいますが、弥勒菩薩です。
興福寺では藤原鎌足の弥勒信仰がつよかったことから、特に弥勒への信仰が盛んであったのです。
奈良時代から残っているとはいえ、ひび割れしていたり割れて落ちてしまっているものもあります。
「盤石の如し」とは言いますが、
仏様は私たちに「無常」を説いてくださっているようにも感じれる